ウリ子が夏休みに入る前の幼稚園最終日の夜のことでした。
ほーちゃんが発熱。
ウリ子が2ヶ月の頃って、こんなことなかったから、ちょっぴり動揺。
なかなか眠れないのか、ほーちゃんはちょっぴり不機嫌。
ずっと、抱っこしていました。
…ほぼ、貫徹?
そして、翌朝一番に小児科に…と、思っていたら、貫徹していたのもあって、ぐったりしていた私。
でも、さすがにこれではいけない!と思って、10時過ぎに小児科に行きました。
今回、生まれて初めての小児科。
ほーちゃんの小児科デビューです。
で、診察…。
血液検査をしてみましょうと言われ、血液検査をしました。
その後、呼ばれて診察室へ。
「お母さん、薬を飲ませて様子を見ましょうっていうレベルの数値じゃないんですよ。
炎症反応数値が高すぎで…。
今、日赤病院へ電話をしました。幸い、小児科の部長先生がいらっしゃって、検査結果を伝えて話した結果、…入院して下さい。」
「えっ?」
言葉が出なくて、ただただ涙が溢れました。
ほーちゃんと代わってあげたいって、どれだけ思ったことか。
そんな私に、先生と看護師さんが、優しく言葉をかけて下さいました。
「大丈夫。重症化しないための入院だから。」
それでも、涙が溢れて止まりませんでした。
ただ、ウリ子が一緒に来ていたから、不安にさせちゃいけないって思ったのも事実。
それから、自宅へ戻り、入院準備を始めました。
Akiへ電話したり、実家へ電話したり…。
もう、気が動転していたのもあって、なかなかはかどらなくて。
夏休みに入ったら、数日間、ウリ子とほーちゃんと私の3人で実家へ戻る予定でした。
それが、一変、ウリ子一人実家へお泊りに。
生まれて初めて一人でお泊りするウリ子。
私の前では、笑顔だったウリ子。
でも、1人になった時や、朝起きて誰もいない時に思い出して泣いていたらしいです。
それを聞いて切なくてたまりませんでした。
また、ウリ子がほーちゃんの病院にお見舞いに来ても、感染症で入院しているのもあって、面会は出来なくて、帰りの車の中でしくしく泣いていたって。
病院から「ばいば~い」って、笑顔で元気に手を振っていたウリ子。
もう、今思い出しても涙が溢れてきます。
検査結果が出るまで、少し時間がかかりましたが、風邪のウィルスが原因だったようです。
もし、ウィルスが頭に入っていたら、髄膜炎の可能性もあったようで…。
幸い重症化する前に早い処置をしていただいたおかげで、元気になるのも早かったんです。
今回、親としても精神的に鍛えられました。
でも、ほーちゃんも頑張りました。
点滴を小さな手にずっとしていて、見ているだけで痛々しくて。
ただただ、ひたすら寝ている ほーちゃんが愛おしくてたまりませんでした。
そして、ウリ子。
私の前では笑顔を保とうと頑張っていました。
実家から電話をかけてくると、色んなことを話してくれました。
そして、最後には黙ってしまって…グッと辛抱していた糸がぷつんって切れたかのように、しくしく泣き出して。
もう、私も泣きそうになってしまいましたが、ここで泣いたら、またウリ子が泣いてしまうと思い、「直ぐ会えるから。ほーちゃんもがんばってるんだよ。」って。
2人の可愛い我が子は、私よりも強く逞しいようです。
泣き虫のママは、いつもこの2人にいっぱいパワーをもらっています。
本当に有難う。
この大切な小さな2つの命。
何があっても守ろうと改めて思いました。
そして、今回、家族や友人にどれだけ助けられたことか。
本当に、本当に、有難うございました。